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【SGOTPの世界観】

 大戦暦2045年……大陸全土を巻き込んだグランクレスト大戦第一次皇帝聖印戦役から30年経ったアトラタン大陸。
 大陸全土と、周辺の小大陸や海の向こうの大陸までを巻き込んだ超巨大魔境……通称『大陸極大魔境』
 それが、本企画の舞台となります。

 極大魔境の中には、寸分違わず元々の世界が映し出されています。
 高混沌濃度の魔境であることを除き、元通りの世界がそこに広がっていると考えて差し支えありません。

 ※なお、本企画は同運営により一昨年開催されたSGO、昨年開催されたSGOSSと地続きの企画です。
  しかし参加にあたっては、後述する通り上記2企画について知っている必要は特にありません
  理由は、▼TIPS 過去の二度の英雄召喚事件について で詳しく触れています。

有志企画の世界とそのあゆみ

 グランクレスト大戦第一次皇帝聖印戦役(公式・MOB・7LooPS・大海戦)の後、この世界では様々な出来事がありました。
 時空災害(POD)と呼ばれることとなる混沌災害が発生し。
 突如発生した、蒼き星で『神の塔』を表わす名を持つ塔の攻略に英雄たちが挑み(臥塔)。  それから暫く、安定した時が過ぎ(24ms)、その間に願望国と呼ばれる大国が地盤を固め(願望永遠)
 周辺の小大陸の開拓が進み(荒野)、その小大陸内の魔境さえも拓き進め(魔窟)
 海の向こうの大陸で長く続いていた、第一次戦役と相似した大戦に終止符が打たれ(天)
そして第一次戦役から10年。秘密結社パンドラの企みにより、第二次戦役が発生しました(TYA)

 その戦争で休戦協定を結んでから20年。その間に第一次戦役を導いてきた三盟主の首がすげ替わり。
 ※一説には、同盟と連合の盟主はかけ落ちし、時を同じく条約の盟主も自身と魔法師と共に隠居したとも。
 大きな戦もないままの日々が繰り広げられました。
 現在の三盟主は当時ほどの求心力はなく、象徴的な存在となっています。
 
 そこで、今(本企画開催)から半年ほど前。大陸全土を魔境に包み込まれる事件(SGO)が発生しました。
 その事件の爪痕からの復興を進める大陸を舞台に、本企画は幕を開けます。

(参考)企画履歴設定
本企画における現代(大戦歴2045年)までの、企画の順序等は以下のように定義しています。
大戦(含MOB7LooPS大海戦) →POD →臥塔 →24ms →願望永遠荒野 →魔窟 →
 →TYA →SGO →【SGOTP】

異聞異聞絶否異聞未来ifおよびSGOSSは異なる世界線……パラレルワールドとして扱われます。
異聞関連企画の世界について、人々はその世界そのものを知覚していません。
SGOSSに関しても、事件に直接関与した人々以外はそれを認識していません。
※異聞未来if・SGOSSは発生した時期が遥か未来または不明で、記録が本企画の世界に存在しません。

 グランクレストの世界観ではない有志企画に関しては直接的な関与がありませんが、これは「投影体」としての参加を制限するものではありません。
 本企画はクロスオーバー企画です。各世界からの参加者を強く歓迎しておりますが、上記前提を頭に入れておくと、ロールの参考になる……かもしれません。


秘密結社ネオパンドラ

 今回の『極大魔境』を発生させた事件の首謀者。それが秘密結社ネオパンドラです。
 ネオパンドラは、かつての大戦の裏に潜んでいた秘密結社パンドラの闇魔法師により作られた組織です。
 太古の昔に実在したと言われる(真偽のほどは不明です)預言者パンドラ。
 その未発見預言が今になって発見され、それに基づいて活動を開始したとされます。
 ネオパンドラは預言者パンドラが各地の遺跡に封印したとされる謎の箱の封印を解いて回っています。
 そしてそれを妨害されないため、特殊な召喚魔法で多数の投影体を極大魔境に召喚。
 意のままに操りながら人々へと攻撃を仕掛け始めました。

ネオパンドラによる投影体召喚

 ネオパンドラ筆頭の闇魔法師はアカデミーに忍び込み、召喚魔法の秘術(禁術)の情報を盗み出しました。
 その魔法の名は、『召喚秘術・収束顕現投影』。
 簡単に言えば、過去に生きていた人物を当時の姿の投影体で召喚する魔法です。
 ネオパンドラはこの魔法の術式を改造し、召喚した投影体を思うがままに操れるようにしました。
 さらに、本来なら異なる世界のパラレルワールドの存在をも呼び出せる魔法となっています。
 この魔法によりネオパンドラは、無尽蔵とも呼べるほどの戦力を展開しました。
 ※実際には、多数の召喚魔法師が寝ずの番で延々と投影体を召喚しているとの噂ですが。
 
 民を守りながらの絶えない無数の敵との戦闘に、わずかな期間のうちに大陸は一気に疲弊。
 半年前の災害の爪痕から立ち直ろうとしている渦中の大陸には、強すぎる力でした。
 よもや本当に大陸が転覆してしまうのではないか。そんな矢先のことでした。
 ネオパンドラの投影体へのカウンターとなるかのように、英雄たちが招かれてきたのは。

英雄の出現

 ネオパンドラの攻撃に対応するかのように、様々な時空や世界から人々が極大魔境へと招かれました。
 それが本企画における参加キャラクター……英雄の皆さんです。
 ※実際には事前交流診断の開始とともに、この世界に現れることができるようになります。
 
 英雄たちは、心の中に聞こえた『声』に導かれたり、各地に突然現れた謎のゲート……『光の扉』を通り、極大魔境へ足を踏み入れます。
 招かれた先では、元パンドラの闇魔法師だという男から、極大魔境に関する知識を与えられるでしょう。
 『光の扉』を通って魔境に現れた者の一部には、男と出会わなかった、というケースもあるようですが……。
 とにかく、「極大魔境」はアトラタン史上三度目となる、英雄召喚を伴った事件となっていくのでした。

▼TIPS 過去の二度の英雄召喚事件について

 本企画の半年前、そしてこことは異なる別の世界において、今回と類似した事件が発生しています。
 いずれも、世界を魔境として包み込み、その魔境の結末によって、現実を上書きしようという計画でした。
 これらが一昨年の企画『SGO』、ならびに昨年の企画『SGOSS』で扱ってきた事件となります。
 そしてこのどちらもが、様々な時空から召喚されてやってきた英雄たちにより解決されています。
 
 しかし……このふたつの事件に関する情報や記録の類は、一切残っていないのです。
 勿論、半年前に起きた『黒衣の闇魔法師七人秀』による事件(SGO)は、『今』を生る人々は知っています。
 しかし、その人々の知識を除いて、このふたつの事件には何ら情報が存在しないのです。
 
 喚ばれた英雄たちは、元の時代に戻ってそのことを話そうとしてもなぜか言葉にはできず。
 文章に残そうにも、唄に残そうにも、何故だかそれはかなわず。
 そのため、仮に過去の事件に巻き込まれていてもいなくても。その事件について知る方法はありません。
 
 冒頭にて記載した、過去の事件について知る必要がないというのは、そのためです。
 なんせ知っていたって、それを伝える方法がないのですから。

元黒衣の闇魔法師の男

 様々な時空から英雄を極大魔境へと招いたのが、元・パンドラの黒衣の闇魔法師の男、アールブムです。
 彼は自身の過去への罪滅ぼしのため、過ちを少しでも正すために英雄たちをこの地に招いたといいます。
 アールブムは、召喚魔法とは異なる特殊な魔法で、英雄たちを直接この極大魔境へと連れてきました。
 彼を含む、NPCたちのイメージやプロフィールは、こちらに記載されています。

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