グランクレスト戦記 あらすじ

 【グランクレスト大戦RB】は、戦記ファンタジー小説『グランクレスト戦記』を原作としたWebゲーム企画です。
 本企画で扱う戦争(大戦)は原作小説の物語の中で起こったものであるため、そこに至るまでの原作のあらすじをここに掲載します。
 但し、このあらすじはあくまで本企画を遊ぶ上で最低限知っておくと物語をより楽しめると考えられる内容のみに絞ったあらすじとなります。
 より詳細な物語を味わいたいという方は、原作小説、コミック、アニメ等をご覧になってください。


 アトラタン大陸の地図を参照したい方は、グランクレストRPG ダウンロードページ内に地図がありますのでそれを参照すると良いかと思います。
 ■GM管理用シート ■国・魔境関連シート → 世界地図「グランクレスト戦記データブック版」を参照。


 本企画の舞台は、原作小説のパラレルワールドとなりますが、基本的に登場人物(の名前)以外は原作と同じ展開を辿ります。
 よって、原作小説『グランクレスト戦記』の展開をご存じの方は、本ページを読む必要はありません。
 また、本ページを読まなくとも企画で遊ぶこと自体は可能ですので、あらすじを知りたい方のみご覧になってください。
 
◆01◆大講堂の惨劇

 アトラタン大陸の二大勢力、大工房同盟ファクトリーアライアンス幻想詩連合ファンタジアユニオン。 それぞれの大公の嫡子であるセレーネ・クライシェとアルベリク・ドゥーセの婚姻の儀が大陸の中立地、魔法都市エーラムの大講堂にて執り行われていた。

アルベリク・ドゥーセ  セレーネ・クライシェ

 それぞれの大公の持つ聖印クレストを統合し、混沌のない世界を生み出すと言われる皇帝聖印グランクレストが完成しようとしたその時、悲劇が起こる。 何者かの策謀によりデーモンロードがその場に顕現し、両大公は命を落とす。後に大講堂の惨劇と呼ばれることになるこの事件により両名の強大な聖印が失われ、ふたりの大公に従属していた多数の君主たちが独立を余儀なくされた。
 その結果、数多の君主たちが独自に皇帝を目指し活動を始めたことで、大陸は新たな戦乱の時代に突入するのだった。
◆02◆君主ティオの旅立ち

 故郷の島「システィナ」の解放のために旅に出た少女ティオは、ひょんなことから聖印を手に入れ、エーラムが誇る天才魔法師の少女と契約を果たす。
 めきめきと頭角をあらわすティオだったが、システィナ解放のために同盟に帰順することに失敗。他の君主たちの協力を受け、連合の国家「アルトゥーク」へとその身を寄せる。
 アルトゥークの領主に従属を誓ったティオは新たなる道を歩み始めるのだった。
◆03◆アルトゥーク条約の発足

 ティオたちがアルトゥークに合流して以降、同盟への戦勝を重ね、いくつかの同盟の国家も連合へ吸収。力を増して行くが、連合の盟主アルベリクは未だ同盟との和平の道を模索していた。
 そんな中、連合に傾いていた小大陸の国家「ダルタニア」が同盟側へ離反。さらに海洋国家「ノルド」も攻勢を開始。二国の助力の元、ついに同盟の大国「ヴァルドリンド」がアルトゥークへ侵攻する。
 三国との戦闘により領主ともどもアルトゥークは陥落。この事実は連合を大きく揺るがすこととなる。
 そんな中、アルトゥークを結果的に失わせることとなった連合にも自分たちへの侵攻を続ける同盟にも対抗しようと、アルトゥーク近隣国の君主らによって、第三の勢力が発足する。
 それこそが、「アルトゥーク条約」であった。
◆04◆大戦の勃発

 アルトゥークが攻撃を受けている最中、ティオは自身の故郷であるシスティナの解放を目指す。これは、ティオが条約の盟主として擁立されるための条件でもあった。
 その志によって人々を味方につけたティオは、システィナの解放に成功し、それにより人々を自分の元に集わせた。
 力を得たティオ達は、急ぎ大陸へと帰還。紆余曲折の末、ダルタニアの領主を打ち倒すことに成功する。
 亡きアルトゥーク領主の遺志を継ぎ、正式に連合、同盟と並ぶ第三勢力としてのアルトゥーク条約鼎立を宣言。連合と同盟の和平を目指すことを表明した。

 そして、ついに覚悟を決め真っ向から戦うことを選んだアルベリク率いる連合、すべてを蹴散らし武で大陸を制覇せんとするセレーネ率いる同盟、両者の和平のために戦う決意をしたティオ率いる条約。その三陣営が、己の打ち立てた誓いを果たすために、戦場で対立することとなる。
 それが、後に『グランクレスト大戦』と呼ばれることになる、三大勢力の大抗争である。


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